ワイプオールでマスクを手作り。マスクのヒモはダイソーの伸縮包帯が耳も痛くないし安い!

先日勝手に紹介した不織布のワイプオールで、勝手にマスクを作ってみました。

マスクのひもはダイソーの伸縮包帯が安くて耳も痛くないし勝手に代用可能。ノーズワイヤーは使用済みマスクのを消毒して勝手に使用。

接着はダイソーで買ったサージカルテープと両面テープ、最後にイージーシーラーを勝手に使いました。

※ワイプオールはマスクと同じ不織布で出来ていますが、マスク用に製品化された生地ではなく、今回勝手にマスクの素材として利用させていただいているため、マスクとしての機能は保証できません。飛沫を出さないよう、または受けないように口元を覆う目的での使用は出来ると思います。

※シーラーは高温になります。本来は紙には使うモノじゃないので注意。シーラーはポリプロピレンには使えるとありますが、ワイプオールはパルプ+ポリプロピレン不織布で出来ていますし、材料の包帯やサージカルテープ、両面テープの素材も製品によって違います。

※出来上がりは「1回使い捨て前提」のマスクです。

ワイプオールについてはこちらの記事に書いています。

【ワイプオール】とは?種類・サイズ・厚さを勝手に比較。X70が家仕事におすすめ!
便利というか、使い勝手が良過ぎる不織布ワイパーのワイプオール。ふきんに、タオルに、ダスターに・・・用途イロイロ、超スーパー万能使い捨てワイパー。「でも使い捨てかぁ~」いや、そういう事じゃない。使ってみると、意外にも”逆にエコでサスティナブル...
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ワイプオールとダイソーの伸縮包帯を使ったマスクの作り方

やっぱり比べると市販のマスクとは違いますが、アイロンも針も糸も使わずに作ったわりには

※顔にぴったりのきつめのサイズで作る場合は1目でも糸で縫った方が外れなくて安心です

使い心地もそんなに悪くないし、マスクのヒモは今高いけど、ダイソーの伸縮包帯なら25㎜幅×3mが110円ですよ。安い~~~。しかも伸縮包帯は幅を半分にして使うので6mになります!普段いくらするのか知りませんが、今マスクのひも6mを110円では買えませんからね。

※作り方を編集しました。ノーズワイヤーのラッピングタイでの代用については、針金が出てしまうかもしれないのでやめました。ノーズワイヤーを買う場合も、針金が入ってない物を探したいです。

材料

・ワイプオールX70「4つ折り」を4等分にカットしたもの1枚

息が切れるほどよく活動される方にはX60の方が呼吸がしやすいですが生地が薄くなります。とは言え、もともとマスク用の生地じゃないので使用感はマスクとは違います。あとで写真載せてます。

・サージカルテープ(ダイソーの「サージカルテープメッシュ不織布」幅12㎜使用)
・伸縮包帯(ダイソーの「くっ着く伸縮包帯」幅25㎜の幅を半分に切って使用)
・ノーズワイヤー(市販のノーズワイヤーか使用済マスクのワイヤーを消毒したもの)
・両面テープ(ダイソーで買った「強力布用両面テープ」使用)
・シーラー(ダイソーの「イージーシーラー」使用)

※その他ハサミ、定規


両面テープは布用の「布用強力両面テープ」を使用しました。

伸縮包帯は、いろいろ種類があるのかもしれませんが、今回最寄りのダイソーで伸びる包帯はこれ一種類しか売ってませんでした。「くっ着く」って書いてあって包帯を重ねるとくっつくんですが、くっ着く面を内側に付けて耳にかける分には平気でした。次回は薬局でくっ着かない普通の伸びる包帯を探して作ってみようかな。でも目の細かいのって少ないんですよね。
追記:薬局に探しに行ったのですが、パッケージの外からだと目の細かさとかが確認できなくて買わずに帰ってきました。

 

X70の4つ折りの4等分がマスク作りにぴったりで感動します。カットしたら、若干長い方を縦にして使います。

耳ひもは「市販のマスクひもをカットした物」の長さを参考にしました。ここでは根元の土台部分も一緒にカットしているので15~16cm。小顔の方は14cm以下でもいいかも。幅を半分にするので両耳分できます。良く伸びるので短めでもいいかもしれません。良く伸びるのですが、包帯なので戻りはマスクのヒモほどではないので好みで調節してください。
(伸縮包帯の種類によっては伸びしろに違いがあるので注意。「ダイソーの肌に優しいくっ着く伸縮包帯」の場合は通常のマスクヒモの長さでOKでした)

 


では作りましょう。

折ってひだを付ける

マスクのひだにも色んなタイプがありますが、今回はマスクの内側に空間が出来やすいような折り方にしました。

↑この画像は表面(外側)です。

このプリーツはオメガ型なのでオメガプリーツというらしいですね。

 

折り幅は図を見てください。
マスクの内側(裏側・中側)にしたい方を表面にして置いてから折ってください。

X70の四つ折りのサイズは335mm×343mmなので、4つ折りカットにしたら本当は167.5㎜×171.5㎜ですが、分かりやすく以下のようにしました。縦175㎜(17.5cm)計算。

↑図のように紫の線は山折り、ピンクの細い線は谷折りにしました。

真ん中の3cmは気にせず(サイズ合わないので)、上から「山折り谷折り山折り谷折り」して、下からも同じく「山折り谷折り山折り谷折り」します。

ここで当て布をしてアイロンをかけても良いかもしれませんが、そのままでも結構大丈夫。

市販のマスクを見本にして折り目を見ながらの方が出来上がりのイメージはつかみやすいです。

ノーズワイヤーと耳ヒモをつけて四方をサージカルテープで縁取る

内側にしたい部分を表面に置いた状態でノーズワイヤーを乗せてサージカルテープを貼ります。

ノーズワイヤーを貼る5㎜部分は折らずに、サージカルテープを裏に6㎜表に6㎜で縁取るように貼ります。この時、耳ヒモ(伸縮包帯)も一緒に両面テープを使って貼り付けます。

サイドもサージカルテープで縁取るように貼ります。
耳ひも接続部分はさらに四角く切ったサージカルテープで補強。

マスク下部分も同じく両面テープでひもを付けてサージカルテープで縁取り、小さなサージカルテープでヒモ接続部分を補強する。

 

シーラーで粘着

シーラーの高温で接着します。5秒弱。焦げた臭いがする時があるし、実際茶色く焦げてしまう事もあるので、火事にならない様に注意しました。
(シーラーを使う場合はお子さんや動物さんの手の届かない所で作業してください。本来はこのような使い方は出来ません)

100均のシーラーなので、厚みがあるとくっつきにくいですが、上手くいくとピタッと接着します。

はい。出来上がり。

 

当ブログの専属モデル、ロイちゃんに試着してもらいましょう。

 

 

ロイちゃんは顔が小さいのでサイズ感があまり分かりませんが、普通サイズのマスクです。

ロイちゃんは事情により耳にかけられないので前面だけの写真。

 

使用済みマスクから切り取った耳ヒモで作る場合はこんな感じ。接着部分の長さも欲しいので、ヒモの土台も一緒に使います。(再利用する際は消毒して使用)

こっちの方が耳ヒモは付けやすいです。ヒモが細いので、サージカルテープを折り返す時にハサミを入れればキレイに貼る事ができます。

 

耳ひもの根元は、両面テープでくっつけてからサージカルテープで止める。必要ならシーラーでさらに粘着させる。

両面テープを張らなくても、サージカルテープで補強しなくても、シーラーでピタッと接着出来る事もありますが、やっぱり念のため丈夫に作りたいです。

比べてみますね。

上が市販のマスクで、下がワイプオールの手作りマスクです。

すごく遠くからならわかりませんよ。

本格的なシーラーも売ってますね。マスクを作る目的なら自動のじゃなくて接着部分を手動で挟めるようなタイプでしかも長いタイプがいいかも。シーラーは食品保存用だから無駄にならない率が高そう。(※シーラーは基本的に紙用ではありませんので自己責任での使用になてってしまいます)

Amazon

Rakuten

管理人の周りでは今回の作り方で十分だよねと満足しています。もし改良したら追記編集しますね。

 

ではもう一度今回作ったマスクをご覧ください。
2つとも今回作ったマスク。

伸縮包帯バージョンと、市販マスクのヒモ再利用バージョンです。

初めて作ったわりには結構キレイにできたと思います。遠目には。

清潔に取っておいたマスクの個包装の袋に入れました。

それから、あごの部分(下の部分)がもたついて隙間が出来ちゃって菌が入ってきちゃいそうな場合は、耳ひもを短くするともたつきが無くなるし、それでもだめな場合は下を1cm切ったり調節できます。

切る場合は縦の長さが短くなるので、折る時に若干幅を小さくします。適当でもなんとかなります。

市販のマスクって小さいタイプもあるけど、小さいのは横幅だけ。縦の長さは普通サイズと同じ。きっと必要だからその長さなのだと思いますが、隙間が出来ちゃうのは問題。縦の長さをなんとかしたいなと思っていたので、手作りだと自在ですね。横幅も耳ヒモも長くしたり短くしたりできるし。マスクを普段から長年使ってきているマスクネイティブのみなさんは自分の顔にしっかりフィットしたメーカーさんのを使っていたり小さめを使っていたり、どのこのマスクのサイズが自分にあるのかを熟知していて、本当に顔にフィットしたものをお使いですよね。

縦の長さを1cm短くするとスリムな感じに。

(画像上:縦幅1cmカット 画像下:通常サイズ)

生地の厚さを変えるのも自由。
X60だと薄くなるので呼吸がしやすい感じに。夏はこちらの方が良いのでは?でも見た目は透け感のあるマスクになります。

ワイプオールX60で作ったマスクは透け感あり

使い心地・その他

耳ひもが包帯なので、
肌にあたる感触が柔らかくて耳が痛くない!

手作りなのでヒモの長さも調節できますしね。

耳ひも以外は、素材的にちょっと顔にあたる感じが硬い(ワイプオールX70の場合)です。

でもX60だと薄いので透けるし、かといってX50を2重にすると息がしにくい感じ。X80だと硬すぎる気がしてX70で作りました。X50と薄いガーゼの組み合わせでも良いかもしれませんが、違う素材を合わせるのは何十枚も作るのが大変そう。

 

もっと柔らかいのが良い場合は一度ワイプオールを洗ってよく形を整えて乾かしてから作ると若干ソフトに。

(↓洗って干して消毒して乾かした画像)

(↓洗ったワイプオールを当て布してアイロンしてから作ったマスク)

シャキッと感は落ちますが、柔らかい感じのマスクになります。

ワイプオールだけ洗ってから作るのもいいのですが、作ったばかりのマスクを一度洗うと、ふちのサージカルテープの部分まで全体的に柔らかくなって作ってる時に着いた菌の消毒にもなりますね。ただ、やっぱり洗うと少しだけ毛羽立つので口元がかゆくなるかも。

 

まとめ

今回は、勝手に不織布素材のワイプオールを使ってマスクを手作りしてみました。

サージカルテープと両面テープまたはシーラー(もしくは両方)で接着するので簡単。耳ヒモはダイソーの伸縮包帯を使用しましたが、耳にソフトでとっても満足です。ただ、最初に言ったとおり、ワイプオールはじめその他の材料もマスク用の材料では無く、勝手に使用していますのでその点ご了承ください。

マスクがいつまでも売り切れで手に入らなくて本当に悲しくなってしまいますが、手作りして乗り切りたいですね。

この記事の担当者
秘密のファイファイ

アラフォー+のメイン管理人。もちろんアラフォーです。みんなにひみつでブログを書いたり、アラフォーメンバーと一緒にあれこれコソコソ活動しています。アフィリエイトもその一つ。時々ブログを交換して管理することでお互いに発見があって面白いです。

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