初心者が3つのブログをSSL化した時の手順です。ここではSimplicityの簡単SSL対応機能を利用しています。その部分も含めて全手順を書きました。サーバーはエックスサーバーです。
※この記事はWordPresssのテーマSimplicityのブログをSSL化した話です。
※必ずバックアップを取ってから行ってください
ロリポップからエックスサーバーにサーバー移行した記事はこちら

エックスサーバーでSSL設定
エックスサーバーのサーバーパネルの「SSL設定」から、独自SSL設定を追加します。
↑登録したサイトから選べるようになっていてwwwが付いていますが、www付き、www無し両方を登録したことになるので大丈夫です。
「独自SSL設定を追加する(確定)」ボタンを押す。
反映まで最大で1時間ほどかかるので、しばらく待ちます。
WordPress管理画面でURL変更
WordPress管理画面の「設定」→「一般」で
・WordPressアドレスのURL
・サイトアドレスのURL
のhttpを「https」に変更します。
変更するのが早すぎると、こうなります。↓
「この接続ではプライバシーが保護されません」
エックスサーバーでの独自SSL設定の追加が反映されていない段階でURLを変更しようとするとこんな画面に遭遇します。
この画面に出会ってしまったら、とりあえず画面は閉じて、あと数十分待ってください。この状態の時は管理画面に入れません。
時間を置いてから、もう一度管理画面にアクセスしたら大丈夫でした。
.htaccessでリダイレクト
エックスサーバーの.htaccessの一番先頭に以下を記述して「編集する(確認)」ボタンを押す。
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteCond %{HTTPS} !=on [NC] RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L] </IfModule>
確認したら「編集する(確定)ボタン」を押す。
Simplicityの簡単SSL対応機能
WordPress管理画面
カスタマイズ→その他→「内部URLをSSL対応(簡易版)」にチェックを入れる。
Analyticsアナリティクスでの設定
「管理」→「プロパティ」で該当のドメインを選択→「プロパティ設定」へ進み
デフォルトのURLをhttps://に変える。
「管理」に戻り、「ビュー 」→ 「ビュー設定」に進み
ビューサイトのURLもhttps://に変える。
Search Console での設定
SSL化でURLがhttpsになったことで、今までのURLとは別のサイトになっているため、新しいプロパティとして追加します。
「ホーム」から右上の「プロパティを追加」ボタンを押して
https://のURLを登録してください。
プロパティを追加すると、所有権の確認画面に来ます。
ここでは実際に作業をする必要は有りません。
以前、httpの方で確認が取れているからです。
ということで、
以前httpのアドレスの時に確認を取った方法を選択して
「私はロボットではありません」にチェックして
確認ボタンを押して下さい。
すんなり所有権が確認されました。
さて、こんなメールが届きますから、
あとは、このメールの5つの項目を
1つ1つ設定すれば終わりです。
4の「同僚にアクセス件を付与する」は、私のように一人で運営している場合は設定不要でした。
●www付き、無し両方を追加
●優先するバージョンを設定
●ターゲット国を選択
●サイトマップの送信
空欄に sitemap.xml と入力して「送信」ボタン押す
※個人的に、以前のhttpの方もそのまま置いておく予定です。
アナリティクスのプロパティをSearch Consoleサイトと関連付ける
最後に、アナリティクスのプロパティとSearch Consoleのサイトを関連付けます。
先ほど、Analyticsの「プロパティ設定」でデフォルトのURLをhttps://に変更した画面に戻って、一番下までスクロールすると「Serch Console を調整」ボタンが有るので押します。
「Serch Console の設定」に来たら
”編集” をクリック。
関連付けたいサイトにチェックを付けて「保存」を押す。
関連付けされると、こんなメールが来ます。
「~プロパティ(ドメイン名)とのリンクが解除されました」のメールのあとに
「~プロパティ(ドメイン名)に関連付けられるようになりました」のメールが来ました。
もしも、今までどのサイトにも関連付けられていなかった場合は、「関連付けられるようになりました」のメールしか届きません。
(他のプロパティで、また関連付けが出来ていないプロパティがあれば、ついでに関連付けておくといいかも)
関連付けされると、先ほどのAnalyticsの「Search Consoleの設定」画面にhttps://のプロパティが表示されました。
その他設定
●adsenseアドセンスは、そのまま使えるそうですが、すごく古いコードを使っている場合はその限りではないようです。
●ウィジェットに設置している画像のリンクなどもhttpからhttpsに変更しました。
●メニューのリンクがhttpのままだったりしたら、そこも変更しました。
●A8net、バリューコマース等のASPへのサイトURL変更の設定
●広告の貼り直し(SSL非対応の広告を貼っている場合)
●必要な場合はSNSカウントの引き継ぎ
まとめ
Simplicityの簡単SSL対応機能が本当に簡単だったので、それ以外の作業に集中できました。
※現在のところ個人的に、以前のhttpの方のプロパティもsearch consoleにそのまま残しています。
残していたらその内httpの方は「未確認」の印が付きました。
その後、無料SSLの更新が出来なかったお話はこちら

アフィリエイトだけに専念するのって難しいですね。若い時から始めるんだった・・・いや、でも切羽詰まったこの状況だから始めたのかもしれません。