ある日突然、洗濯機のクズ取りネットがホコリをキャッチしてくれなくなりました。昨日までは糸くずもゴミもホコリもネットの中にたまっていたのに。
びっくりして洗濯物をチェックすると、ホコリだらけ!
洗濯槽の洗浄とか、イロイロ格闘したものの解決せず、思い切って洗濯機の底で回転して水流を起こす「パルセーター」を買い替えたりした結果どうなったかの記録です。
※縦置きタイプの洗濯機の場合の体験談です
クズ取りネットにゴミがたまらなくなった理由を探す
調べて見ると原因はイロイロあるようでしたが、どれを試しても解決しませんでした。
★例えば糸くずフィルター自体の掃除。これは毎日洗濯後に行っているので問題なし。
★次に洗濯槽の掃除。洗濯槽の汚れたものが洗濯物に付いてしまうのではという説があったので、洗濯槽の掃除をしました。

★そして水位が低すぎて糸くずフィルターに水が通らないというのも、毎日水位最大で回しているので有り得ません。
★さらに、糸くずネットに水を通すための通路にゴミなどがたまっているかも説がありましたが、これは下手に触って機会が故障したら困るのでスルーしました。
昨日までは取れていたクズが突然取れなくなったというホラーな出来事にビビってしまった人は私だけでは無いようで、ネット上でも、解決できずに洗濯機が故障したと諦めている声もチラホラ見られました。
もしや、と思って底のネジをしめなおしたら・・・
洗濯槽の掃除をしても治らないなんて、いよいよ故障かと思い、洗濯機をネットで探していた時の事です。
乾燥機をかけている洗濯機が静かすぎる事に気が付きました。
いつもなら、等間隔に「ガタン、ガタン、」と結構大きな音がなるんですよ。
慌てて洗濯機をチェックしに行くと「うぃーーーーん、うぃーーーーん」と、ささやかな音が。
乾燥機が終了してフタを開けると、いつもならフワフワのタオルが、下の方でガチガチに固まって、ところどころ濡れたままになっているではないですか!
「やっぱりダメか。壊れたんだ」
ちゃんと回ってくれないから音が小さくて、回転が足りなくて遠心力が小さくて洗濯物をふわっと乾燥できないんだ・・・
と思って洗濯物を取り出した時に、手で槽を回してみたりして、中をまじまじ見ていると、中の底の中心部にネジがあるではないですか。
この部分はパルセーターという部分。これが回る事で水流が発生します。おそらく乾燥時にも良い仕事をしてくれていたのでしょう。
「もしかして・・・・」
そう、ネジはプラスドライバーで回せるネジでした。
このネジがゆるんでいたとしたら?
即プラスドライバーを持って来て、コンセントを抜き、ネジにさすとぐるぐる回ります。
そう、ネジがグラグラにゆるんでいたのです。
ネジをしっかり締めて、コンセントを差し、もう一度洗濯機をまわしてみたところ・・・
やっぱり底は回りません。
※このネジをしめ直すだけでなおる場合も多いそうです
パルセーターを買って自分で取り換えたが・・・
もう後はカスタマーセンターに電話して修理するしかない・・・と思っていたところ、底で回転して水流を起こすパルセーターは、なんとネットで買えるというではないですか!
ということでパルセーターを買って、つけかえてみました。
楽天で「パルセーター」で検索した結果一覧
こうした商品を扱ってくれるお店があるってうれしいですね。
パルセーターを交換
先ほどのネジを今度は外しました。(もちろんコンセントは一応抜いて)
すると底が丸見えに。汚れているかと思いきや、先日の洗濯槽洗浄のおかげでピカピカ!
洗濯槽洗浄の体験談については1つ前の記事で書いています。
パルセーターを取り外す時にはちょとした工夫が要りますが、この洗濯機の場合は洗剤投入口を外して、洗濯機の内側のフチの一部凹んだところと合わせて、無理やり引っ張ると取れました。
かなり力が要りますし、引っ張るだけだと洗濯機にもパルセーターにも傷が付きそうな感じです。パルセーターを回転させながら無理やり引き抜きました。
無事に外れました。パルセーターを外した洗濯機の底の様子。
次に新しい方のパルセーターをはめ込みますよ。
新しいパルセーターをこれまた無理やりはめ込みました。ネジをしめて・・・
キレイ!
さて、やっと付け替えたところで、洗濯機を回してみました。
が、
変化無し!
泣きそう・・・
結局、洗濯乾燥機を買い替えることになりました
パルセーターのこのギザギザ部分と、
洗濯機側のこのちょぼの外側部分の山が合うと、
通常は動くはずなのです。
ちょっと汚くて申し訳ありませんが、取り換える前のパルセーターを見ても、実のところちゃんと山があります。
それでも回らないというのは、おそらくですが、洗濯機側のネジ受けの中が問題のようです。この部分。ここに先ほどのパルセーターを止めるネジが中に入るわけですが、こっちの中身のギザギザがすり減っていたようです。
そういえば、初めにパルセーターのねじを外してみた時に、削れたようなクズが・・・
(これまた汚い所すみません)
という事は、やっぱり私の洗濯機の場合はこのチョボの中のギザギザがバカになってしまっていたという事だと考えることにしました。
先ほどと同じ写真ですが、これ(ちょぼ)自体を取り換えなくてはいけないようです。
その場合、業者さんに来ていただき、洗濯機を分解して取り換えるため、最低でも2万円以上、おそらく3万円以上はするのだそうです。
ちょっと中に何か噛ませるとか、大き目のねじで止めてみるとか考えましたが、素人がそんなことをして、万が一、摩擦熱か何かで火事になると怖いなーと思い、今回はもうここまでで諦めることにしました。
まとめ
突然クズ取りネットにゴミがたまらなくなり、衣類がホコリだらけに。
洗濯槽を洗ったり、あれこれ格闘したけど解決しなかったため、洗濯機の買い替えを検討。
しかし、洗濯機の中の底の、よく分からない部分のネジが緩んでいる事に気が付き、もしやこのパルセーターが回っていない事で水流が正しく届かず、水が糸くずネットを通過できない事が原因ではないのか?とネジを締め直すも解決せず。
最終的にパルセーターを取り換えたけど、ネジ受けの溝自体が削れてツルツルになっているのが原因だったようで、結局洗濯乾燥機を買い替えるはめになりました。
と言う話でした。
ここまでしてダメだったのだから、洗濯機の買い換えに後悔はありません!
そういえば最近変な音がして、その音自体も大きく、ご近所への騒音も気になっていたところです。
しかも今回、大変勉強になったので、パルセーターの代金も、掛かった時間も無駄では無かったと思います。
※記事は管理人の非常に個人的な体験談です。ネジを締めてみる場合や、パルセーターを取り換える際は、必ずコンセントを抜き、自己責任でおねがいします