自由はきびしい。でも魂レベルで楽しい【離婚と経済的自立】

「自由は厳しい。その上で、魂レベルで楽しい。」と言ったのは友人のトミーです。

長年、専業主婦(主夫)だった人が、離婚して経済的に自立できるのか。

けっして他人事ではないと思うから、離婚後に1人で活躍している仲間のリアルな話は心にぐっと来ます。

今回は、40代以上の主婦(主夫)が離婚して経済的に自立して生きていけるのかについて、アラフォー仲間でよく出る意見、筆者(バツ複数回)個人の体験談や思いをまとめました。

考え方に変化があるたび編集予定。

私の周りで結婚生活が上手くいっている人が、実はすごく少ない事が分かったのが去年のこと。

みんな家庭も仕事も上手くいっている感じだったんです。表向きは。

厳しい現実。離婚と経済的自立

同じ人間、されど違う人間。

一緒にいたら、ちょっとした口論やケンカくらい、どこの家庭でもあるでしょうし、よほどの事が無い限り、誰も「うまくいってない」とは言わないでしょう。

 

でも、去年ある友人が「パートナーによるDV」について話し始めた途端…

 

「じつは私も」「あの子も」「彼女も」…

 

なんと、

ほぼ全員がなんらかの悩みを抱えていたことが分かりました。

 

 

第三者から見た時、程度の大小はあります。
でも、どの問題も、本人にとってはかなり深刻なものでした。

(※中には皆に気を使って「私も」と言っている人もいるかもしれませんが)

 

「他人から見て どうってことない事」は、
すべての事情を知りえていない事によるものだから、

どんなことも、本人にしか分からない。

 

だから、アラフォーメンバーとしては、本人が苦しいと感じていることを否定する事だけはしないように気を付けています。

 

子供の病気が治ったり、大きな問題を乗り越えて絆が深まり、他の問題なんて小さいことだ!って実感した。治らないはずの病気が完治した。手足が動くようになった。世界観が変わった。命があれば良い。そうです。でも…

それはそれ。それとはまた別の話だったりするのだと思います。

 

もちろん、安易に離婚を選択するのは避けたい。せっかく結婚という幸せの選択をして、家族や友人たち、社会から祝福を受けたのに、離婚という結果に至ってしまうのは、本当に重い。

でも、それでも離婚せざるを得ない理由がある場合は、致し方ないと思います。

実際に離婚率が上がっています。

日本もだんだん離婚に対する考え方が変わってきました。

 

 

でもここでもう一つ、別居という選択がある事も覚えておきたいです。

別居して生活してみて、ひとりでも大丈夫という状態になって離婚できたという人がいます。

一方で離れてみてやっぱり一緒に居たいと分かり、もう一度一緒に頑張ると再スタートする人も。

そしてやはり、子供の事なども考えて、まずは別居という形をとって良かったという人がいます。

2人の決断が離婚という形に至るまでには、壮絶を極める事が多いと思います。今までに話したこともないような内容をお互いに吐き出して「一度全部こわしてしまってよかった」という人もいたし、その逆も。

とにもかくにも、

そうして大変な山を越えて、仮に離婚となったとします。

 

さぁ、再出発!

 

はい。本当に大変なのは、そこから先。。。

 

40代から突然働くという事

離婚という高い壁をクリアすると、もっと高い壁が立ちはだかります。

働くという現実です。

 

扶養から抜け、世帯主となり、自分のお給料から税金を払い、家計をひとりで背負う意味での「働く」です。

 

 

中には、社会に出てうまくリズムをつかみ、以前よりも生き生きと元気に活躍されている方もいますが、全員が全員そうなれるとは限りません。

40代以上ともなると、正直、若い頃と比べると体力面でも心細いです。

結婚していた時にちょっとでも働いてみればよかったという人も。

どんなにきつくても、年齢的に更年期障害が出てきても、子供が病気になっても、不幸があっても、何が有っても働き続けなくてはいけません。子供が小さいとさらに大変。実家に頼れる人ばかりではないので。

 

中には離婚の時の財産分与がとても好条件で、働かなくていいくらいの金額を手にしするような経済的に恵まれた人もいますが、ごく一部。彼らでさえ「それでも働かないと不安」と言います。

私のように将来食べていけるのか?の状態だと、将来が見えなくなる事が多いです。

 

はじめは選んで仕事を探しますが、年齢的に「35歳くらいまで」という仕事の多いこと多いこと!

就職が決まっても、今まで働いてきた人たちとの差をしみじみと感じ、失敗ばかりして迷惑をかけ、まるで給料泥棒をしてしまっているかのような気にさえなったり…

そして悟ります。

仕事を選んでいる場合ではない、と。

近くで仕事が決まってしばらく働いてみて、「続きそう」いや、「続けられる」と分かってからの離婚が無難かもしれません。経済的に困窮する恐れのある人は誰しもこうした準備期間が与えられる権利があると思います。

いないよりはマシという現実

トミーの話にもどります。

トミーは30代で離婚を経験し、今は一人で生きています。活躍しているように見えていた時期もありましたが、実は経済的にとても不安定で毎日ひやひや生きているそうです。

当たり前ですが、離婚後しばらくは内にこもる事が多かったトミー。その大きな理由が、経済的に将来が不安であること以外に、ひとりの寂しさだったそうです。

もともと一人でどんどん行動する子で、周りからみたら寂しさなんて微塵も感じないタイプの女性。本人も一人がラクというタイプ。

それでも本当にひとりになると、急に人恋しくなって、今までは絶対にしなかったであろう、地域のイベント参加や、市区町村の生涯学習センターなどで安く参加できる習い事なんかに積極的に参加したりしていました。これは私も同じ(笑)

もともと、このブログのメンバーは孤独を愛する性格のアラフォーばかり。

別に会えなくてもいいのですが、繋がっています。つまり、孤独を愛しているようでいて、やはり人間はひとりでは生きて行けないと常々実感しているメンバーです。

 

働きはじめて勢いに乗っているときは良いですが、ひとたび風邪を引いたり、病気をしたりすると…

途端に経済的に困窮し、たった数万円の出費が、あっという間に家賃滞納に至ったりします。これがひとりの現実。子供が大きくなっている人でも、進学費用の心配をしつつ、でも自分も病気で…という知り合いもいます。

心に隙間風が吹き始め、寒くて寒くてさみしくて、どうしようもない精神状態に陥る事も。

トミーも、夜中にトイレに行くときに暗闇から変な物音がしたら、怖くて怖くて、今まで感じたことのない恐怖を感じて、あんな人(トミー「相手もそう思ってるかもしれんけど」って言ってます)でも同じ屋根の下で暮らしていた時は夜中も怖くなかった、と実感するそうです。

私の場合も子供はおらず、独り身なので、家にいる時は食事をするにもずっと一人。テレビを見るのも一人。

自由。でも、働くことを一生続けなければいけないので走り続ける。今まで時間が有れば昼寝したり、テレビをみたり、こたつでダラダラしたりしていたのが、とにかく仕事を詰め込んで、将来の不安を小さくしようと休みなく動き続けるように。

自由なのに、自由じゃない。

何らかの形で守られている中での自由と、
完全に自己責任の上での自由の違いでしょうか。

どちらも、ある程度の制限が有る中での自由。
だから楽しい…ってよく聞く話ですが、

もしも本当に100%自由になってしまったら、
きっと楽しくないのでしょうね。

ああ、人間ってあまのじゃく・・・

 

さて、経済的安定を求めて必至に生活をしていると、少しの寒さが極寒に感じるし、温かい食事をしただけで泣けてくるし、夜の電車の中では「みんな誰かが待っている家に帰宅するのね」と思う。

そして帰宅して戸締りし、何度も戸締りを確認し、眠れない日が続き、ワンロックの玄関に2つ目、3つ目の鍵を取り付けたり、防犯対策に目覚めます。

そして、家のメンテナンスにお金を使えるほどの余裕が無い事に気づいてしまう。

災害も増える一方。そして犯罪はもっともっと増える一方です。

1人より、誰でもいいからそばにいてくれたら…と感じるのは仕方の無い事だと思います。

突然トイレが故障。修理に来てもらうにも夜中。虫が大発生した。帰宅すると玄関の鍵が壊され、侵入の形跡があった。家の前に異物が放置されている…などなど、なぜか今までは無かったのに、独りになってから起こるトラブルの数々…

事故を起こした。混乱して思わず元パートナーに連絡を取りそうになるけど、「ああ、そうだった」とスマホ片手に呆然とし、血の気が引き、恐怖に支配される。

 

トミーによれば、日本では感じなかったけど、海外に出て、そこそこの年齢になってくると、本当に日本人なら誰でもいいから一緒に居たいって感じる事があるらしいです。

海外、特にアメリカなどは、個人主義という意味での自由があって、それは例えば、子供を持つことの自由。言い換えれば、子供を産み育てるのは自由であって自分の責任。だから子供を持たない人と平等に働く。自由は厳しい。そんな世界で暮らすトミーからすると、「いないよりはマシ」はうなずけます。

今、私、生きてる!魂レベルで楽しい

トミーの場合は離婚がスムーズに行って今に至っています。

それでも現実に厳しいと感じているようです。

 

本当にさみしい。

その一方で、生きている実感がすると言います。

これには同意。離婚後、生きている実感が増す気がします。

 

今まで、「誰かに経済的に生かされていた」という実感が沸いてきて、元相手に感謝する。

一方で、「今のほうが経済的にラク」と言っている人も。彼女の元お相手はギャンブル依存症だったから。

 

瞑想のような毎日は続きます。休みの日には家中のカーテンを開けて日の光のありがたさに涙して感動し、日焼けなど気にしないで日光浴したり、お日様で温まったフローリングに寝転んだりして…お金を使わないで楽しみを見いだせるようにもなって、節約しようと思わなくても自然とお金を使わなくなって1円、10円、100円、大事に大事にお財布にしまう。

家事が丁寧になって、家の中もキレイに。以前より物を捨てにくくなって、その代わり、増やさなくなって… 「じゃぁ最初からそうしてろよ」という声が聞こえてきそうですが、ごめんなさい。私の場合は1人になって初めて気が付きました。(他のメンバーは私よりもっとまともです)

 

 

1年、また1年と時が過ぎ、ふと、自分の足で立っているという自信にみなぎる時があって、頭の中がクリアになり、本当に自然に学習する習慣が付く。五感が研ぎ澄まされ、どんどん勝手に吸収していく。しかも身になっている実感がある。

さらに時間がたち、自分の中で何か納得がいく。

「大丈夫」「時間が解決してくれる」「それでも朝は来る」…色んな慰めの言葉が恨めしかった自分を乗り越え、どんなに苦境にたたされても、命ある限り、日々のいとなみを一つ、一つ、こなして、自分を見失わずに真面目に生きて行こうと思う。

以前は一方的に嫌っていたようなタイプの人の事も、その人の気持ちが分かるとまではいかなくても、ひとまずその人と同じ方向を見てみよう、という気がしてくる。

そうして

「今、わたし 生きてる」って感じる。

そのうえで、社会に生かされているというか、地球に生かされているというか…壮大な何かを感じ、自分の中で腑に落ちる。

 

とにもかくにも、

トミーの

「自由は厳しい。その上で、魂レベルで楽しい。」

と言う言葉にみんなハッとしました。

 

 

1人の自由は、きびしくも、想像を超えて楽しそう。

私はまだ魂レベルで感動はしてるつもりでも、「魂レベルで楽しい」の域には到達していません。トミーのように、いつかそうなる!と魂レベルで決めています(笑)

決死の経済的自立の後に出てくる本音

その後、嫌でも経済的に自立することになりますが、なんとか食べていける程度だとしても、なんとか自分の足で立っている状態で元パートナーに会うと、今までとは全然違う自分になっている事に気が付きます。

「大丈夫?」と聞かれて泣いてしまうような状態の時に会わなくてよかった!と思った話を離婚経験者にすると、「それそれそれ!」となりますね。

正直、生まれて初めて自分で生活できていると実感している時には、せっかく自立できたのだから、と思って「結婚するのがもったいない」という心境になる事がありました。

50代60代になってくると、また違うと予想しますが、40代の今は一人がラクだと思っています。

これは管理人とほんの数名の意見ですが、「1人じゃ将来不安だから結婚しなくちゃ」みたいな思いがどこかにありましたが、今はそういう考えとは少し違います。

一方で、そもそも「食べて行くために結婚する考え」を否定するのもおかしいとも思うし、その逆の意見を否定するのもおかしいと思うし、子育てを担当する主婦(主夫)がパートナーと同じくらい働くというのは、本人が希望していない場合、どうかと思うし、とにかくそれぞれの家庭のスタイルで、お互いの思いが一致して、お互いが幸せなら良いと思っています。

 

そしてもう一つ、まがりなりにも経済的に自立して気づく事(反省する事)がありました。

個人的な事ですが、専業主婦だった頃の自分の態度がひどかった。本当に恥ずかしい行動をとっていました。

「意味不明な優越感」です。

偉そうに「そんなに節約しなくても~!」とか、「こっちのほうがいいよ(値段の高い方を勧める)」とか、「男の浮気は仕方ないよ」「こうしたら幸せに気づけるようになった」とか…プルプル…恥ずかしくて震えてきました。

別に相談もされていないのに人生の先輩面して意味不明なアドバイスの押し売りをしていた事。

「私は幸せ」「私は問題無い」などと遠回しに誰かにアピールしたかったのでしょうか?なんて恥ずかしい人でしょうか。はい。実は私、当時すごく病んでいたのです。今になって気づきます。本当は、自分に対して言いたかった事、自分が出来ていない事を、誰かにアドバイスしたり助言することで自分自身の心の平穏を保っていたのかもしれない、と。

何度思い出しても恥ずかしい。お前は一体何様なんだ。

 

それでも今も変わらずそばにいてくれる友達。なんて人間が出来た人たちでしょう!

ごめんなさい。

有難う。

 

 

離婚というのは、本当に大きな決断で、その後の生活が180度変わってしまうし、経済的にゼロからのスタートだったりするけれど、本当の意味で「自分」について気づくことが多いな、と反省。

そもそも

こういう体験談や意見を誰かの目に留まるよう発信している事もまた、自分に出来ていない物事を整理して自分に言い聞かせたいからこそなのかもしれません。

人間というのは難しい生き物ですね。

まとめ・精神的自立に向けて

今回は、女性のアラフォーからの経済的自立について極々小さな内輪で出た意見を盛り込みつつ、個人的な意見を書きました。

私たちの中では、最終的に、経済的自立よりも、まずは精神的自立が大切かもしれないという話になりました。

世の中お金。という考えには賛同している私たち。

わずかでもお金がないと生きていけない。やはりお金は大事。
老後にしても、子供が何人いようと、子供に頼らない覚悟で準備しておく必要があると思います。

ただ、精神的に自立して初めて経済的自立が出来るのだろうと考えると、世の中にはお金以上に大事なものも有る。という希望も見えてきました。

最低限の制限やルールの中で自由をかみしめて生きて行きたい。

というような話を40代の女性が集まってしています。

 

追記:ちなみにトミーは、自由は厳しく魂レベルで楽しいというのは本当だけど、50代60代70代となってくれば、1人の自由が震えるほど寂しく感じる時も多いだろう…と予想しているそうです。ただし、パートナーがいても先立たれたれ、子供がいても高齢の一人暮らしの可能性もあるわけで。。一人に慣れておく、ひとりを楽しむすべを身に着けておくのはとても大切で、ある意味とても大きな保険になっている気もするそうです。

最期の準備も今から進めておきたい。そう思います。今後老後1人の人はさらに増えるので、今以上におひとり様の最期に関するサービスは増えるはず。有難いです。

この記事を書いた人
まち

アラフォー。バツ複数回。結婚より独身が向いている。人生はサバイバル。経済的自立と防犯防災対策の重要性を感じている。一方で本を読みだすと自分空間に入りこみ、近隣で大きな事故があってサイレンが鳴っていても気づかない。

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